岩手県の県南に位置する、一関市大東町摺沢(すりさわ)地区にて毎年お盆の
8月13〜15日に行われている、「摺沢水晶あんどん祭り」。
はじまりは1986年、摺沢地域の有志がお盆の迎え火を兼ね、創り上げられたお祭りです。
昔、摺沢地区では水晶が採れたそうで、それを擦り磨いていた様子から「摺沢」という
地名が名付けられたと言われています。
このお祭りの一番の特徴は、その水晶にちなんだ大きな六角形のあんどん絵。
一般の地区内外の人が思い思いに絵を描き、そのあんどん絵は町中飾られ、
お盆の摺沢の夜を優しく照らしてくれます。
まちの人はその光景を楽しみながら、まちあるきや縁日を楽しむ、夏の静かなお祭りです。

ここでは、今までのお祭りの様子をご紹介します。
お祭りに思いを馳せながら、ぜひ来年また集まれることを祈り、楽しみましょう。